Chironuko3のへや(工事中)

低価格中華イヤホンを中心としたブログです

LOXJIE A30 パワーアンプ MA12070チップ搭載

LOXJIE A30 パワーアンプ
¥17,599⇒¥21,666(2021/6)、Audio-Center が販売、発送 👉LOXJIE A30公式

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1月28日に出荷できる見通しが立った、というアナウンスがありました。(21/1/23)
また、日尼に入荷したという情報が入りました。(21/1/27)
現在は国内発送で手に入ります。(👉A30
⇒2/12現在、国内在庫は10点となっていました。
⇒2/15現在、海外発送のみとなりました
⇒3月に筐体外側の材料がないので生産が止まる旨の告知があり、生産中止。
現在、アマゾンでの取り扱いはありません

👉6月半ばより、在庫が復活しました
生産が再開された模様です。
が、しかし、価格も¥21,666に上がってしまいました。。。

LOXJIEは、S.M.S.L.から派生したバリュー向けのブランド。
個性的な形のパワーアンプLOXJIE A10、お手頃な真空管アンプLOXJIE P20
ハイコスパDACLOXJIE D10やヘッドホンアンプ付きのLOXJIE D20など。
A30はLOXJIEの2番目のパワーアンプで、ヘッドホンアンプ付きDACLOXJIE D30と同じデザインを採用したアンプだ(※)。
(※2021年9月、LOXJIE D30はチップをES9068ASに変更した新LOXJIE D30が発売された)
特色はドイツ・インフィニオン社製MA12070チップを使い、ソフトウェア制御でヘッドホン出力がついていて、ES9023によるDAC機能も有し、aptxまでのBluetooth入力にも対応する(チップはQCC3003らしい)。デジタルプリメインアンプといっていいかもしれない。

当初は同じインフィニオンチップ搭載のS.M.S.L SA300を買う予定だったのだが、
この充実した入出力をみてLOXJIE A30を選ぶこととした。
本来はメジャーなプリメインアンプに買い替えたかったのだが、いまどき、レコードやカセットテープの入出力は無用で、代わりにデジタル入出力が欲しかった。
中華アンプは安定性やパッケージングがチープ、という理由でなかなか手が出なかったのだが、LOXJIE A30はまさに欲しい機能が詰まったミニアンプだ。
発売は2020年11月だが、日本への出荷は2021年1月となった。
約2か月待って、ようやく手に入れることができた。

スピーカーは、1991年発売のBose 501Zを使う。
発売から30年経ったスピーカーだが、BOSEはかつてNASAで採用されただけあって、2021年でも問題ないだろう
acoustimass理論、すなわち低音の無指向性を利用した音響技術は、当時はイロモノ扱いであったが、Bluetoothスピーカーもこの理論で広い音場を生み出している
この手のアンプのレビューはたいていが小型のブックシェルフ型スピーカーだと思う。A30の出力は80W、アンプとしては非力なのだがそこは仕方がない。
ローがどのあたりまで伸びるかがポイントだ。
ローエンドが伸びてこそBOSEのアコースティマス理論が生きてくるからだ。

DACS.M.S.L. M3を流用する。M3は5年前に発売された、ヘッドホンアンプ付きDAC
初めて買った中華DACで、24bit192kHzまでしか対応していないが、安定性と価格で選んだ。ヘッドホンアンプがついていて、インジケーターがついていて、RCAとの同時出力可能、USBのみで動く。
チップは古いものの1万円以下のDACとしては最低限の役割をこなしてきた。

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パッケージはヘッドホンくらいの大きさ。マニュアルは英語と中国語版。
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付属品はACアダプター・USB・Bluetoothアンテナ・リモコン。
電源アダプターは日本仕様のGNDつき2芯プラグだった😊
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実寸は幅150mm×奥行き170(150)mm×高さ38mm。本体だけなら15cm角の正方形
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背面は無理のないレイアウト。本体は安定していて配線がしやすかった。
初期状態のディスプレイ。
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しばらくはSMSL M3をDACとして運用。ディスプレイの文字色をオレンジに変更。
リモコンは反応がよく、ボタン配置も使いやすい。これで全ての操作ができる。

今のところ、RCAのみの運用ですが、全ての面で不満がないです
音の傾向は、SMSL SA300の評判と同様、クリアで繊細な音色。
phone出力を備えたことで、ヘッドホンアンプとしても使えます。
SMSL M3のヘッドホンアンプと比べると、ボリュームのギャップもないし音もクリアで申し分がないです
デジタルアンプ(クラスD)は初めて使うので未知の領域なので何とも言えないですが、出力面で今のところ不満はありません
ただ、AB級アンプと比べると、音が硬く、聴き疲れするかもしれない

アンプ単体使用での発熱はいまのところ無し。
冬季(室温20℃)というのも大きいが、発熱は全くない。
発熱が少ないということは、部品の経年劣化に強いはずです

内蔵のDAC(ES9023)はまだ使っていない。
オマケだと思うし、壊れたら嫌だから😹(このあと使います)
A30が到着する寸前の1月中旬に海外から光入力の故障という情報が入った
そもそもこういう単体のアンプはDACを買い替えたりするのがメリットなので、
内蔵はあくまでおまけ、基本の機能が最重要だと考える
そもそも32bit384kHzはwindows OS標準でサポートしていないはず(※)なので、ドライバーを入れるのがちょっと面倒くさい(※実際に使ってみるとドライバー追加しなくても使えました😹詳細は下記)
ドライバー絡みのトラブルもあるし、Bluetooth(SBC)だと24bit48kHzまでしか使えないという制約がある(※)ので、自分の環境では32bitはたぶん不要
(※aptx以上は24bit96kHzまで対応。ただし、光接続の場合。)

あとDACは仮に同じチップだとしてもXMOS208チップ搭載の本格的な製品には勝てないっぽいのでA30のデジタル入力群は簡易的なものだ。
とはいえ、Bluetooth、USB、光、同軸、AUXの5つの入力に対応しているのは、単体コンポとして申し分がない

LOXJIE A30は豊富な入力と安定した出力と洗練されたインターフェイスを低価格で実現した非常に魅力的なデジタルアンプ
大手の製品は不必要な機能が多かったり、故障時の費用が高かったり、サポートが面倒だったり、質はよくても価格に対してコスパがよろしくない
必要なことは最低限揃っていて、安定していて、価格もお手頃
A30のリリースは2020年11月中旬で、11月末に注文して約2か月かかったが、待ったかいがありました😹
この価格この性能この使いやすさですから、2021年1月の時点で売り切れのようです。生産が追いつくまで半年か1年くらいは見ていいと思います

USB/光接続してみた😻

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A30の電源を切り、USBケーブルを接続。
電源を入れるとすぐにデバイスのセットアップが始まった。
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ヘッドホンとして認識された。ドライバーの追加なしで32bit384kHzまで使えるようだ。
なお光接続は24bit192kHzまで。

実際にUSB/TOSLINK(光)で接続してみた。
まずUSBだが、上記の通り、実にスムースに使える(OSはwin10 ver2004)
32bit384kHzで使えるのだが、ソフトとかDSDとかよくわからないので割愛😹

光のほうは24bit192kHzまで。
SMSL M3(AUX接続)と比べるとクリアになったが、音が硬いかな。
この辺がDACの差が出るところだと思う。
しかし、ストレートな出音と柔らかいけど不明瞭な出音、悩ましい😹

EQ設定も入力別に設定できればよかった
一つだけ惜しいところがあった。
出力がPHONE/SPEAKERSのどちらでもEQ設定は同じなのだ。
スピーカーに合わせてトーンコントロールを使うと、PHONE出力にも同じ設定が適用される。自分の場合、スピーカーは高音を抑えて、ヘッドホンはダイレクトで使いたい。それぞれ独立して使えるようにしてほしかった。ヘッドホンとスピーカーのセッティングは別だからだ。
A30のEQ設定はヘッドホン/スピーカーのどちらにも効いてしまうので、スピーカーで補正するといちいち設定をし直さないといけない。音量はそれぞれ独立で設定できて、そのまま記憶されているので、EQ設定も独立で記憶できるようにしてほしい。

あともう一つ、EQ調整に左右のバランスも加えてほしい。
普段使わないけれど、あればあったで便利。
この2点だけ。あとは完璧✨

それと入力も音量を記憶してくれると便利だと思った。
USBとAUXで入力値が違う場合もある。
機器が違えば出力も違ってくる場合もあるだろうし、
再生レンジが違えば、音量にも違いが出てもおかしくはない。
しかし、出力先の安全性を考えると、音量を記憶するのは危険かもしれない。
他の製品のレビューを読んでみると、入力を絞って出力側で上げている例も実際、よく見かける。
自分は高出力の製品を使っていた経験があるので、アンプは9時以上に上げない、という習慣が身についているが、若いユーザーはそういう習慣がついていない人も当然いるだろう。
あまり設定を増やすとかえって使いにくくなるので、入力ごとの音量の記憶はなくてもいいかもしれない。

おまけでスピーカーケーブルについて

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Postta スピーカーケーブル 純銅(99.99% OFC) 14ゲージ 15m
バナナプラグ付き(10本)ねじ式これで1,799円😻(現在は通常価格)
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被膜がしっかりしていて、中の銅線もしっかり。苦心の末、完成。
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バナナプラグはねじ式マイナスドライバーが必要だった。
準備していた3芯電源タップはサブシステムに流用することにした😹

どれを選んでよいかわからなかったので、Posttaというブランドのものを購入した。
バナナプラグがおまけだったが、どちらも良品だった😹
(この特別パッケージは現在、通常の価格に戻りました。(2021/1/29追記)
Postta スピーカーケーブル 無酸素銅 (OFC) は十分なクオリティです)

バナナプラグはねじ式で、小さいドライバーが必要だ。
調べてみると Amazonベーシックのいちじく型のプラグがドライバーなしで組み立てられるので、そちらのほうがおすすめ。
あともう一つ、ボディも全て金属なので、不慮の接触でショートする恐れがある。
なので、接触を考えて通電しないボディの製品がおススメだ。
ドライバーレスと非通電ボディ、2つの点でAmazonベーシックの製品がいいと思います。

DENON PMA-60に似た音の傾向と言われていますが、価格はその約1/3。
LOXJIE A30DAC部分が貧弱ですが、好きなDACを選択することができます。
同じLOXJIE D30を選んでもいいし、もっと安いDACも高いDACも選べます。
故障の心配がありますが、サービスなどのやり取りは、中華のほうがいいです。
国内だと直接のやり取りですが、スムーズにいかないことが多い。
先日も、Bluetooth関連の不具合でやり取りをしましたが、納得のいかない回答でした。そもそも中華は故障が多く、国内メーカーは少ない、みたいに思われていますが、国内も国外も有名も無名も地雷はあり、どっちもどっち。
国外のほうがサポートがスムースだったりもします。
今回は、ファーストロットに近く、初期不良という点でリスクはありましたが、運よく良品をつかめた。ここ数年のリリースで生産のノウハウが蓄積されたようで、満足のいく製品を手に入れることができました。

まだまだありますが、とりあえずこのくらいで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

追記:501Zのようなスピーカーをドライブするにはパワー不足かも
あるいは、以前使っていたサンスイのアンプ(160W×2)のほうがよかった
出力的にウーハーが4インチ(11センチ)台の小型のブックシェルフまでですかね

追記2:
2021年4月にSabaj(サーバイ)からインフェリオンチップ搭載のSabaj A10a
MA12070を2基積んだSabaj A20aが発売されました。
アマゾン(日本)での価格はA10aが¥16,389、A20aが¥26,559。
両機はDAC機能がついていないシンプルなパワーアンプです。
ヘッドホン出力もありません。

また、S.M.S.L DA-9(¥28,999)も発売されました。
同じく7月にはS.M.S.L. AO200が¥31,000で発売されました。
DA-9はBT入力とバランス入力ができるモデル、AO200はさらにUSB入力に対応したモデル(DAC不明)です。
いずれもヘッドホン出力がない、ピュアなパワーアンプです。

2021年春夏モデルにいくつも追加されましたが、ヘッドホン出力がついたオールインワンタイプは今のところこのLoxjie A20のみのようです。

我々が愛用してきた国内メーカーのプリメインアンプにはヘッドホン出力は必ずついていました。
スピーカーと出力が違いますので音量を絞らずにうかつにヘッドホンを突っ込むと大音量というのは懐かしい想い出。
ボリュームコントローラーのNJW1194は実によく、ヘッドホン出力は非常に便利。
大きめのスピーカーはドライブ不足に感じますし、
MA12070はむしろヘッドホンのほうが効果あるんじゃないかと思っています。
性能的に10万円クラスにはやはり劣るところが出てきますし、
気軽に使えるいい製品ですので、春夏の新製品にヘッドホン出力がついていないのはちょっと残念に思います。

A20は2020年11月に発売を開始しましたが、部材不足で生産が一時止まってしまい、この春にやっと在庫が整いました。
本体がアルミ無垢出しという、贅沢仕様のせいなのですが、材料不足の影響で現在は¥21,666で販売されています。
かく不運なモデルなのですが、全部入りのフルデジタルアンプは今のところLoxjie A20だけのようです。
当初より値上がりしましたが、それでも十分な品質。
初心者でも安心して、いやむしろ初めての方こそ使っていただきたい、安定した製品だと思います。

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2021/1/13時点で在庫切れのようです。
今、注文すると到着まで時間が読めないので、
ストアやsabajやLOXJIEの公式ツイッターなどに問い合わせるといいと思います。