Chironuko3のへや(工事中)

低価格中華イヤホンを中心としたブログです

ATH-M50xBT GM~①箱だし、ざっくりフォトレビュー編

ATH-M50xBT GMは、2014年に発売されたATH-M50xをベースにワイヤレス化したATH-M50xBTのアマゾン専用カラーのヘッドホン。
ATH-M50xブラックが2014年、アマゾン専用のATH-M50xGMが2017年。
BluetoothモデルのATH-M50xBTが2018年、そして今回のATH-M50xBT GMが2020年秋の発売。
M50xBTが発売されたとき迷ったのだが、今回、念願のの購入となった

BTはオマケ?
August EP750が総合的な出来がなかなかよく、高音域の解像度がよいが、低域の再現性に難があった
JBL Everest700は有線だとかなりいいのだが、結局、コーデックがネック。
それとイヤーパッドがダメになった。
BluetoothレシーバーEarstudio ES100(mk1)を手に入れて、
Sennheiser HD598CSもBluetoothで聴くようになったが、やはり低域が物足りない。
MDR-1AM2はさすがなのだが、解像度が良すぎて逆に聴き疲れもする
この秋にMpow H20を手に入れたが、ヘッドホン自体の出来が段違いで解像度が物足りない
冬になり、BFCM(ブラックフライデーサイバーマンデー)セールがあったのだが、折り合いがつかず時間切れ。
コーデックに不安があったが、今回はさらに価格が下がって、もうこのチャンスを逃せない

ATH-M50xとBT、付属品の違い
まずM50xとM50xBTには付属品に大きく違いがある。
オリジナルのM50xには3本のケーブルとソフトケースがついてくる。
アマゾン限定のM50x GMは2本のケーブルとハードケース。
一方、M50xBTはスマホ用のケーブル1本とmicroUSBケーブルとハードケースになる。
M50xは2.5mmバヨネットロックを採用していて、リケーブルには制限がある。
3本のケーブルはちょっとやりすぎの感があったが、貴重なリケーブルでもあった。
M50xBTシリーズはこのケーブル類をバッサリ省いてしまった。
Bluetoothモデルは家庭用と割り切っているのかもしれない。
*1

 

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ヘッドホンとしては、やや小型の手にしやすいパッケージ
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ハードケースに入っています。
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付属品はハードケースと説明書数枚と3.5mmリモコン付きケーブルと、USBケーブル。全5点
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折りたたんだ状態で入っています。ヒンジ部分(つなぎ目)を折らないように、慎重に😹
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最初の折りたたんだ状態で本体を開くと、反対向きになります。
イヤーパッドくるりと180度回転させて、本来の状態になります。
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付属品の3.5mmはしっかりしていますが貧相。
M50xBTは、2.5mmバヨネットロック機構じゃなくて、普通の3極3.5mm仕様でした😻
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ガンメタリックは精悍でかっこいいです😻右のMDR-1AM2はチープですね😹
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ハードケースはやや大ぶり。August EP750付属のケースがピッタリでした😻
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電源はスイッチ式でスライドさせてオンオフ。マニュアルは数枚ついていて、多言語仕様

ファーストインプレッション
箱だしの様子は以上です😹
有線が2.5mmバヨネットロックから、3.5mm仕様になっていたのが最大の驚きでした
あれ?M50xってバヨネットでしたよね?😹(バヨネットロックです)
あと、本体はがっしりしています(MDR-1AM2のような軽量モデルを使っていただけに、より)
こういうヘッドホンはヒンジ部分が弱点みたいなので、重みがあるぶん、ちょっと慎重に扱っています。
後天的な(到着後の)物理的な破損に保証は効かないはずです
(気になる方は保険に入っておくといいです。保証されるかどうかわかりませんが)
ですが、今まで壊れたものはないです😹(保険代は無駄?環境によるかも)
音のほうですが、いたって普通ですね
普通=原音に忠実、ソースの音をしっかり伝えてくれる
バランスで言うとフラット?若干クール?
今のところ何とも言えません
モニターヘッドホンなので、クセがあったらダメですからね😹
MDR-1AM2と比べると中高音の解像度は劣ります
あちらはバランス接続できるので。1AM2のシングルエンドだと近くなりますかね
1AM2より音場を狭くして、若干低音を増やした感じです
HD598CSと比べると、M50xBTのほうが低音がしっかり出る分使いやすい
598は中音域にクセがある。リスニングには良いのですが。
Bluetoothですが、aptxですが歪みもなく良好
August EP750と比べると、高音域の歪みと低音の張り出しに違いがありますが、EP750もなかなかよいです
しかし、順当にM50xBTの勝ちです

以上、殴り書きでしたが、ファーストインプレッションでした
これ、セールで破格ですわ
自分はリスニング時間よりもモニタリングが多いので、自分にはとてもあっています
今まで買わなかった理由がなかった😸
ということで、初心者の方には特に手堅いヘッドホン
Bluetoothついてますので、用途が広がります
明日、12/14までの特価ですので、ぜひ下のリンクからご検討ください😻

最後までよんでいただき、ありがとうございました。
このあと、きちんとした正式版のレビューを、…書けるかどうかわかりませんが、殴り書きなので、日を改めて手を加えたいと思います😹

2021/2/14追記
この春以降、LDACに対応した新機種が出るかも😹
チップが変わるだけで大きな変更はないと思います。
遅延はアレですがLDAC対応はものすごくデカい😻
購入をお考えの方は新製品の発表を待ってみては?
もしかするとその前にまたセールもあるかも?


M50xの通常価格は¥19,470(ポイントで実質¥17,523)から、
M50xBTは通常価格¥21,780(ポイントで実質¥19,602)から。
BTモデルは割安感があるが、リケーブル類がついていない。
限定カラーのGMに付属するハードケースはやや大型で実売1,000円程度、社外品のほうが使い勝手がよいかも。
M50xとBTの外観上の違いは、左側のハウジング下部のリケーブルのジャック部分が出ているのがM50x、リケーブルの出っ張りがないのがBTモデル。
くどいが、M50xは2.5mmバヨネットロック機構、BTはオフセットつき3.5mm。
(オフセットとはジャックが奥に引っ込んでいるタイプでプラグの長さに注意)

ヘッドバンドカバーはjubelの1000xm3用(21×8.5cm楕円)を使ったが、きつめ。
M50x用(22.5×11cm楕円)もあるのでそちらを推奨する
楕円よりも長方形のほうが合うような気もするのだが、追って報告したい。

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付属の3.5mmはプアなのでリケーブルおススメします。右のMDR-1AM2用を使っています。
ヘッドバンドカバーは1000xm3用で入りました
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ヘッドバンドカバーはjubelというセラーの1000xm3用ものを使用。2枚998円😻

追記1)aptxよりもaptxHDのほうが音質がいいです
BluetoothレシーバーにEarstudio ES100(mk1)を使っていますが、aptxHDにすると全体的に明るくなります。

追記2)台湾製です
しかし、MDR-1AM2は確かマレーシア製。(タイ製)
そういうことをかんがみると、台湾製であることをあまり気にしなくてもいいと思います
といいつつ抵抗感は自分にもまだありますが😹
そういう点でいえば今回のセールはお得感というか適正な感じもあり、逃したくない気持ちが強かったです😻

追記3)BluetoothでAugust EP750と比べると、結構いい勝負?
EP750は側圧が弱いのでそのあたりで差がついているのかも
でもやはりM50xのほうが美音ですね😹
オーケストラ聴いている満足感があるかな
リアルタイムでテレビを視聴していますが、遅延はありますが気になりません

追記4)側圧はあります
自分は帽子はたぶん55cmくらい、MLくらいですかね、大きくはない
まだティッシュ箱でエージングしていませんが、圧はあります
これまで一番強かったのは、JBL Everest 300
これは結構、人を選びました。選んだというか、自分でも1時間くらいが限界でした
M50xはそこまで強くはありませんが、ホールドします
1AM2よりは強い
しかし、圧がある割に、痛くはないかな。慣れれば大丈夫そう?
重さは300gくらい、がっしりしていて重さを感じます
そりゃ1AM2は200g切っていますからね
しかし、1AM2でもつけるのが嫌になることがある
そういう点でゼンハイザーはガバガバですが、一番楽です

追記5)音量調整問題。
ステップが少し粗いかもしれない
そういえば10回くらいUPでMAXになっちゃったような気がする
ただし適正な音量は取れるので、使っていくうちに気にならないかも

追記6)スタジオ録音可、ライブ不可?!
2時間ほどオケものを中心にリスニングして、いま邦楽を聴いています
クラシックを聴いていると、音はしっかり聴こえるのですが、定位や音場がイマイチ
ジャズを聴きましたが、平均点でしたが、それ以上でもない
動画再生も普通、ところが邦楽にしたらドンピシャですねこれ
なるほど、評価が分かれる理由がわかった
スタジオ録音ですね、ほんとこれにドンピシャです
なるほど、海外でミュージシャンに定評があるのは、スタジオユースに特化しているから
逆にスタジオ以外の音源はそれほどでもない、というわけです
やばい、激押ししていたのはちょっとヤバかったかな…
といっても、他のジャンルでは普通のヘッドホンなので、まあいいかな😹

追記7-1)悲報、DAPと接続不可😿
シャンリンM2s、M3s、いずれも接続ができて、AVRCP(コントロール)は出来ましたが、音が出ませんでした🙀
「このファイルは再生できません」という表示が出ました
SCMS-Tにひっかかっているっぽいです…😿
あれ?トランスミッターでは引っかからなかったのに、なぜ…
写真を撮ろうと思ったんですが、表示が出ない
こういうのは面倒くさいトラブルです
あまりにも悲しすぎるので、小型のトランスミッターで無理くり使うことにします😼

追記7-2)朗報、DAPとの接続成功😻
ATH-M50xBTのマニュアルにある、SBC優先接続の切り替えにより、DAPと接続することができました
方法は次の通りです

  • +-を電源が切れるまで8秒間長押しする
  • (⇒再起動したら失敗)
  • DAP側のBluetoothをオフにして、オンにする(再起動する)
  • ヘッドホンの電源をオフにする
  • ヘッドホンの電源を入れる
  • (⇒勝手に接続される。「コネクテッド」のアナウンスが流れると成功)

ポイントは、DAP側のBluetoothの再起動2回。
まず、ヘッドホンとの接続をしたあと、SBC優先接続の手順に入ります。
次にDAP側のBluetoothの再起動(=Bluetoothをオフにしてオンにする)。
この時、「コネクテッド」のアナウンスは流れません。
ATH-M50xBTとの接続を確認してから、もう一度、DAPBluetoothを再起動します。
2度目のBluetooth再起動で「コネクテッド」のアナウンスが流れると成功です。
無事にSBC接続が成功し、音楽を聴くことができました😹

追記7-3)だがしかし…🙀煩雑なBluetooth接続
成功はしましたが、問題点がいくつも残りました。

まず、aptxとの切り替えですが、ヘッドホン側の権限が強く、自由になりません。
トランスミッターの切り替えボタンが効かない🙀
aptxに戻す時は、ヘッドホンの電源を切り、再接続なのですが、今のところ、どういう条件なのか、わかっていません。

2つ目は、DAPとのBluetooth接続の際は、SBC優先接続の手順が必須となります。
すなわち、ヘッドホンを使うたびに、DAPBluetoothの再起動が最低2度必要。
たぶん最短でも1分はかかります。
たった20秒の接続時間でもずいぶん長く感じる現代人にはこの1分はすごく長いでしょう。

3つ目は、今のところ、私のDAPでaptx接続不可。
方法があるのかもしれませんが、まだ見つけられていません。
もちろんオーディオテクニカのサポートに問い合わせます😿

たぶん、AACとの接続を優先した結果、こういう状態なのだと思います
なんとしてもaptxは使わせない、iOSを使え、という設計者の呪いですねこれは。
っていうか、aptx対応をうたってはいけないですよね、これ、事実上、規格に対応してないんだから…。

半分冗談で「Bluetoothヘッドホンとしては☆1でもおかしくない」とツイートしましたが、いまどき、こんな仕様、1000円の中華ヘッドホンでもない😹
冗談のつもりで「2万円で買わなくてよかった」とも言いましたが、ほんとそうですた😿

ヘッドホンのアップデートしてください、って言われましたが、
2020年10月発売の新製品、アップデートしてから売れと、ふざくんなです😿

…とさんざんですが、DAPBluetoothが使えるようになったので
SBCですがハッキリ言って、aptxとの違いがわかりませんので、結果よしとします😸

追記8)使用時間 約30時間、充電時間 約6時間
公称では、使用時間最大40時間、充電時間約7時間となっておりました😹
え?充電7時間ですと?🙀
充電2時間・30時間使用可能のこの時代、7時間充電ですと?😹
2018年秋発売なのに、まさかQualcomがCSR買収前の2014年以前のCSRチップ使っているとは…😿
ええ、チップは非公表なので、これは想像でしかありませんが、
QCC300xシリーズならば、3時間もあれば30時間分の充電できますから…😹
最大40時間も使えれば、結果的にいいんですけど、消費電力が多いと電池の劣化の影響も大きいですから、事実ならあまり良いことではありませんね
(続く)

*1:M50xBTはバヨネットロック機構つきの2.5mmではなく、一般的な3.5mmとなった