今回はEasy earphonesから提供を受けましたが、
クラシックを聴くときはこれ、というくらい管弦楽の再現が素晴らしい
個人的に大当たりなイヤホンでした😻
アコースティックな表現に向いたフラットなバランス
どちらかといえば中高音中心のバランスで、低音は多くなく最低限の仕事をする。
音場も広さはない。
誇張がなくモニターっぽいが、過度に刺さらず、高域はまろやか美音系
ハイ上がりでモニターチックなつまらない音だが、ドライブの精度が高く、特に弦楽器は艶・響きがパーフェクトといっていい
オーケストラを聴くとき、E3000か碧Lightを使っていたが、今はこれになってしまった
それくらい、精緻に再現してくれる
低音が弱いのでそれ以外の用途にはあまり向かない
付属品は余分なものをつけずに最小限で、性能に全振りした製品
性能がいい=万人におススメとはいかず、クラシックやジャズなどアコースティックな曲を聴く方にはお勧めしたい。
低音の量感と質感とメリハリに重きがある、ポップスやロックなどの電子楽器が入ってくると物足りないと思う
低音がガンガン鳴ってくれないと面白くない曲だってあるのだ
そういう時、自分はこのイヤホンを積極的に使わない。
ジャンルによってはE2000のほうが楽しく聴ける。
クラシックのときメインに使っていたE3000や碧Lightの出番を奪ってしまった
そういう用途でそれらのイヤホンを買い替えたいなら、このT2 Plusはおススメできる
クラシックを聴いている方はぜひ、クラシックを聴いてみたい方もぜひ手にしてほしい。
ただし、クラシックは低音も重要な役割がある。
このイヤホンでは低音の迫力が表現できない
音楽の中の2/3くらいは合格だが、残りの1/3が聴けない。1/3を補うにはヘッドホンを使う。
つまりヘッドホンに匹敵するくらい、全体の2/3は完璧な音といえるイヤホンだ。
なお、イヤピは付属品か同等のエレコム EHP-CAP20(黒)を使用した。
リケーブルは主にYYX4849(16芯銀メッキ線)を使用している。
前述のように、クラシックなら純銅系、それ以外には銀メッキがよいと思います。
8芯純銅線(KBF4891)が手に入ったので銀メッキ線と比較してみた
8芯純銅線のKBF4891は重心がグッと下がり迫力が増すが、ボーカルが遠く、線が細くなった。
やはり銀メッキ線(YYX4849)は全般的に明るく、ボーカルが近くて好印象だ。
どちらも甲乙つけがたく、明るく軽く聴くなら銀メッキ、重厚さと迫力を求めるなら純銅線という風に、好みに合わせて使い分けたい。
ただオーディオ的に選ぶなら、低域の量感が増し、レンジが広くなる純銅線だと思います。
アマゾンでは、WTSUN Audio、HiFiHear、L.S オーディオ、Epomaker-JP(Geek Audio-JP)他で取り扱っている。
通常価格はいずれも¥6,380。2020年9月13日現在、在庫は少なめ。
入荷するかどうかはまだわからないので、気になる方はお早めに入手されたし。