Chironuko3のへや(工事中)

低価格中華イヤホンを中心としたブログです

SONY MDR-1AM2 レビュー①購入するまで

f:id:Chironuko3:20210124202634j:plain

SONY MDR-1AM2 S 2018年3月10日発売、¥32,868(ソニーストア) 

●購入動機:なぜ今MDR-1AM2なのか
 1年前はATH-MSR7やATH-M50xを購入予定でした。
最近、ES100やShanling M3sが手に入り、バランス接続ができるようになったので、
バランス接続ができるヘッドホンを使ってみたくなりました。
ATH-MSR7bを狙っていたのですが、なかなか値が下がらない。
そこで、もっとお手軽なMDR-100AやATH-SR50、Pioneer SE-MHR5、DENON AH-D1200などが候補にあがりました。
しかし、レビューも少なく価格も性能もやや中途半端。
決め手に欠いたので逡巡していたところ、ちょっと上乗せしてやれば、輸入品のMDR-1AM2が手に入ることに気が付きました。
いまさらMDR-1AM2、されどMDR-1AM2。
しばらくソニー離れをしていましたが、やっぱりソニーコスパがいいんですよね
真剣に試聴していませんが、まあいいでしょう。
2018年3月発売ですから、2020年で2年経ちます。
早くて今秋、モデルチェンジもあるでしょう。
価格推移を考えると、現状よりも安くなる可能性は大いにあります。
しかしメインで使えて、お手頃な価格。今、手を打っても損ではないと購入に踏み切りました。
輸入品なので、国内正規の保証はつきません。初期不良のみの対応。
しかし、そもそも数か月で壊れるヤワなモノではないですし、
いちいち不良品を流通させるような面倒はしないでしょう。
ニセモノをつかむリスクはありますが、よほどの粗悪品でない限り、見破れないです。
明確な差を見つけないと不良かどうかの見極めは難しいものです。
なかなかそういう不良には当たらないものなので、そう難しいものでもないです。

●決め手はリケーブル。その選択肢の多さ
 これまではHD598CSを愛用してきました。
そういえば、これもリケーブルでバランス化ができるんだった。
しかし、検索してみると対応ケーブルがほぼ1つ。
しかもそのケーブルのプアなこと…。高くはありませんが、質がよろしくない。
取り回しもよくないので、よいリケーブルとはいえない。
付属品を2.5mmに改造したほうがまだマシ。なんということでしょう…。
そういう事情があっていまさらですがMDR-1AM2。
4極3.5mmは市場に大量に出回っていて、これなら改造も楽。
市販品はキンバーケーブルから4k台の7NOCCまでバリエーションが豊富。
また、4.5mm⇒2.5mm変換が豊富で安く手に入るようになったことも追い風。
MDR-100Aなど、流用も可能。イヤホン用のリケーブルを4極3.5mmに改造してもいい。
…とリケーブル環境がいいんです。
ここ数年はクソニーと馬鹿にしていましたが、ここで踵を返します(笑)
そんなわけで、MDR-1AM2でソニー帰化することになりました(笑)

●見積もりを取ってみた
本体:SONY MDR-1AM2(16,000円~30,000円)
アクセサリー
・4.4mm⇒2.5mm変換ケーブル(1,000円~)
・リケーブル(2,000円~)
・ヘッドバンドクッション(1,000円~)
・ヘッドホンカバー(1,500円~)
イヤーパッド(2,000円~)
・ヘッドホンケース(2,000円~)

ざっくりと、ケーブル類で5,000円~、アクセサリー類で6,500円~。
全部で1万円前後から。高いと言えば高いが、6点だからこんなものか。
とりあえず自分に絶対必要なのは4.4mm to 2.5mm変換ケーブル。
安いものは千円台からある。

●極性について
リケーブルの種類の豊富さにあるが、極性だけは注意したい。
ヘッドホン側の3.5mm4極の極性は、先端から、L+ R+ R- L-
(HiFiMAN準拠は、L+ R+ L- R-)(いずれもオヤイデ参考)
3.5mm3極は、L+ R+ Gなので、シングルエンド接続の時は、普通の3極をそのまま使える。
恐らく、3.5mm4極も問題ないだろう。
ほとんどの3.5mmケーブルが使える。これはかなりおいしい。
注意したいのは、2.5mmバランス接続の場合だ。
端末側は、先端から、R- R+ L+ L- (Astell&Kern 準拠)
(ちなみに4.4mm5極のピンアサインは先端からL+/L-/R+/R-/GND

●リケーブル一覧
SONY MUC-S12SM1(シングルエンド3.5mm3極)¥4,949(Amazon.co.jp が販売)
SONY MUC-S12NB1(4.4mm)¥12,671(Amazon.co.jp が販売)
SONY MUC-S12SB1(4.4mm、KIMBER KABLE)¥20,402(Amazon.co.jp が販売)

・NOBUNAGA Labs 御手杵(おてぎね)(2.5mm4極)¥8,615(Amazon.co.jp が販売)
・onso 03 2.5(4極)-3.5(4極) ¥9,900(e☆イヤホン が販売、発送)
・Bispa <玲-Rei>MDR1A-SDTRM4(2.5mm4極)¥12,331(Amazon.co.jp が販売)
・NOBUNAGA Labs HYBRID 素盞嗚(Susanoo)(2.5mm)¥12,056(Amazon.co.jp が販売)

・PCCITY MDR-1A MDR-1R MDR1ABT DAC ヘッドホン 対応用(2.5mm4極)
¥3,280(PCCITY が販売、発送)
・ビバボ 7N単結晶銅 4.4mm ¥4,499(ビバボが販売)

ソニー純正、国内サードパーティ、中華の順に価格別で並べてみました
(2.5mmプラグを中心にリストを作ってあります)
ソニーは3種類、国内は3社、中華は主に2種類(バランス)発売されています。
こうして並べてみると、選択肢が多いですよね
さらに3.5mm4極なので、パーツも豊富で自作の難易度は低いのも魅力です。

このあと、いよいよ着弾します
(⇒レビュー②使ってみた編へ続く) 

chironuko3.hatenablog.com