Chironuko3のへや(工事中)

低価格中華イヤホンを中心としたブログです

ざっくりBluetooth5.0トランスミッター(ELEGIANT BTI-066など)

2021年秋、この商品はメーカーごと密林からbanされていました(取り扱い終了)
性能価格ともに唯一無二の決定版だったのに…
代替機は、agedeteやWskyのBT20ということになりますが、
売店が混在していて、ちょっとわかりません
メジャーなメーカー品は割高な上に性能が怪しい
中華でできることすらまともに動作保証できないのが現状

banのもととなった〇ンカーのトランスミッターはレイアウト的に使いにくく×
タオトロも同様
もともとこれら大手がまともな製品出していれば…
今出してもいいのに、やる気がない
結局、〇ンカーは優れた他社製品を排除したかっただけではないか、という疑念が強くなりました
せめてまともな製品出してから他に文句言えやと
う~ん困った困った
製品の性能は未知で割高ですが1miiですかね…
うん、ただしですよ、根絶やしにされてしまったいま残ってるメーカーは親GAFAみたいなところがあるかもしれないので…しかも安くない

ともかく絶対よくなかった今回のサクラ事件
市場に商品がなくなってしまうような訴え方で全面勝訴でいいはずがない
割を食うのはエンドユーザー
あれ?これ、いじめと同じみたいなものでサクラやっていた張本人(運営やマスコミ)に罰則がないのか?
求むコスパがいい新規メーカー、誰かまともなトランスミッター売ってくれ~

以下、今は亡き(でも現役でガンガン使えています)トランスミッターのレビューです

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ELEGIANT BTI-033、¥ 4,299(現在取り扱いなし)

安かったので買ってみました。
大型のインジケーターは快適で、性能面での不満はありません
これが決定版と思っていましたが、スイッチ類ボタン類がまだ洗練されておらず、
まだまだ過渡期の製品のようです。
※モデル名はBTI-033となっていますが、ペアリング名はBTI-030、同型です。
箱にはBTI-033と記載されているので、記事ではBTI-033と記しました。

長所
大型のコーデックインジケーターは非常に便利
2台同時aptxLL送信ができる
長時間バッテリーで接続も安定性がある
・その他、接続や音質など基本性能は十分
・24bit96kHzで接続可能
短所
AUX/SPDIF(光)の切り替えスイッチがない。AUXの抜き刺しが面倒
aptxHD/LLコーデック切り換え方法がない
(裏技として、aptxLLレシーバーと2台接続すると強制的にaptxLLを選択できる)
ON/OFFスイッチが不便。オートパワーオフとの組み合わせが悪い
・最大24bit96kHzで接続できる。ただしDAC性能は高くない
・期待するほど使い勝手が良くなかった

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ELEGIANT BTI-033 セット内容

総評
性能は十分満足できるが、スイッチやボタン類にに改善の余地があり、買い急ぐ必要はない
大型のコーデックインジケーターはとても便利。
2台でaptx/aptxLLを利用する人。
aptx接続のイヤホン・ヘッドホンを2台以上持っている場合はSBCに落ちないので便利です。
なお、TXモード(送信)ではAACに対応していません
7×7cmと大型なので、レシーバー用途には大きすぎて不向き。
レシーバー用途ならば小型のものを選んだほうが便利です。

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左からBTI-033、TT-BA09、EBRT1002(上)、BT-DUO HD(下)、BT-DUO S

Bluetoothトランスミッターになぜ光入力が必要なのか
そもそもなぜToslinkが必要なのかというと、身近なところではテレビにつなぐとき。
テレビのaux出力は大抵非力ですので、音は悪い。
地デジは16bit48kHzのデジタル音質なのですから、安いテレビほどこれを利用する手はない
むしろ安い製品だからこそ、光接続の恩恵は大きいわけです。

●Bluetooth5.0でも、レシーバーが4.2ならBluetooth4.2接続
勘違いしやすい落とし穴なのですが、Bluetooth5.0で使うには5.0のレシーバーが必要です。
5.0対応でもレシーバー側が4.2ならばBluetooth4.2で接続されます。
商品紹介やレビューを読むと、勘違いしていそうな記述が多く見えます。
かく言う自分もすっかり5.0接続と勘違いしていました…。
…とはいえ、音楽通信プロファイルのA2DPは同じなので、5.0も4.2も変わりありません

接続距離を表すclass1も同様で、class1で使うにはclass1レシーバーがないとダメ
class1対応でも、レシーバー側がclass2ならば、class2で接続されます

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(左のBA09と比べると、右のBTI-033は光入力とAUXが離れています)

結論
旧型CSR8675(BT5.0)・中型
・AUX/SPDIFスイッチがついている
・ボリューム調整がないのでレシーバー用途には不向き

新型CSR8675・大型
・AUX/SPDIF切り換えスイッチがない
・電源スイッチは使いにくい
・大型インジケーターは非常に使いやすい

どちらも一長一短で、まだ買いではない
大型のコーデックインジケーターは非常に使いやすいのでそこを重視するか、AUX/SPDIF切り換えを重視するか、現状ではその選択となる
電源とSPDIFスイッチの使い勝手を気にしなければ、新型機は快適。
個人的には、電池の持ちがよく、運用が楽になったので、良い買い物だったと思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

(2019年1月21日更新)取り扱い終了につきリンクを修正しました

chironuko3.hatenablog.com

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新型、ELEGIANT BTI-066
そして、2019年8月、新型のELEGIANT BTI-066に生まれ変わりました✨
(公式サイト)(英語)⇓
https://www.elegiants.com/ELEGIANT-BTI-066-Bluetooth-5-0-2-in-1-Audio-Transmitter-Receiver-p-298.html

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2019年型のBTI-066はBTI-033とボタンの配置が変わり、インジケーターが大きく見やすくなりました。
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スイッチ類は右側と上部に。重さは約20g増えましたが、接続距離も長くなりました。
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最大の改良点は、「再生ボタンを3秒長く押して、aptX-HDとaptx-LLモードを切り替えることができます。」

写真にある通り、再生ボタンを3秒長く押して、aptX-HDとaptx-LLモードを切り替えることができるようになりました❕
これにより、早く正確にコーデックを変えることができるようになりました。
これはかなり大きな改良点です。
その他、インジケーターが大きく見やすくなり、スイッチ類が片側に集まり、ボタンも押しやすい。
それと接続距離も伸び、安定するようになりました。
完成度がかなり上がった、というか、満点です。不満がありません。
価格も据え置きで、セールなら3000円以下で手に入ります。
これがBluetoothトランスミッターの完成形です。
これ以外の機種は未完成な点があるので買わないほうがいいです。

レシーバーは、aptxまでですがFiio μBTRBTR1Kが音質で勝るでしょうか。
しかしaptxHDにこだわるなら、このBTI-066か最近発売されたBT-B10か、価格帯が違いますがバランス接続ができるEarstudio ES100やFiio BTR5。
予算に合わせて選ぶのがいいと思います。

光端子を省き、携帯性が高くなった、Agedate(WSKY) BT-B10という機種が最近発売されたので、そちらも注目です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
Earstudio ES100もレビューする予定ですが、いつになるかは未定です😓